「NDAAとはどういう意味ですか?」
「NDAAに準拠した監視カメラとはどのようなモノですか?」
監視カメラの導入を検討されている方から、このようなお問合せをいただくことがあります。
NDAA(米国国防権限法)は通信・セキュリティ製品を扱う上で、抑えておきたい言葉のひとつでNDAAに準拠・適合した機器の選定や使用は今後一層必要となります。
今回は、NDAAの意味、準拠・適合した監視カメラ製品をご紹介します。
NDAAの意味・概要
NDAA(米国国防権限法:National Defense Authorization Act)は、アメリカ国防政策全般に関する方針を規定するもので毎年策定されています。
2019年発効された米国国防権限法NDAA第889条には、スパイ攻撃などに対する保護を強化するためのガイドラインが含まれており、通信やセキュリティ目的に用いられる特定企業の機器・サービスの購入や使用など広く制限する規定が設けられました。
参考:一般社団法人安全保障貿易情報センター 米国国防権限法2019の概要 https://www.cistec.or.jp/service/uschina/5-ndaa2019_gaiyou.pdf
防犯用監視カメラの制限対象
防犯カメラ・監視カメラの場合、NDAAで特定された企業が製造した製品に加え、その特定企業が供給する内部チップやソフトウェアも制限の対象になります。
- NDAAで特定された企業が製造した製品
- NDAAで特定された企業が供給する内部チップ・ソフトウェア
日本は、米国のNDAAに批准しているため、特に米国政府関連の取引(直接・間接)がある場合には、NDAAに準拠・適合した機器の選定・使用が今後一層必要とされます。
NDAA準拠・適合の監視カメラ
弊社のNDAA準拠・適合製品は、NDAAで指定された特定企業の製品・システムを使用しておりません。
NDAA準拠・適合した製品は、以下のNDAAのマークでご確認いただけます。※同軸カメラは対象外です。
【NDAA準拠・適合】業務用監視カメラ製品一覧
最新のNDAA準拠・適合の防犯・監視カメラ製品をご紹介いたします。一覧表は以下の「NDAA準拠・適合製品の一覧表を見る」を開いてご覧いただけます。
(2024年10月)
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■ AI4.0(顔認識・人認識・車両認識) ■ 自動威嚇 IPカメラ ■ マイク・スピーカー内蔵
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