店舗・小売店における防犯カメラの
セキュリティ対策

店舗・小売店

店舗や小売店では、防犯カメラを活用することで、不正な行動や犯罪の抑止、トラブル解決など、様々なメリットがあります。また、最新のAIカメラは、来店客数をリアルタイムに計測するカウント機能や、万引き常習犯を検知してお知らせする機能などがあり、店舗運営にも役立ちます。さらに、店内のスタッフやお客様の安全確保にも防犯カメラは有効です。

しかし、防犯カメラを設置する際には注意点があります。例えば、カメラの設置場所を適切に選定し、プライバシー保護にも配慮する必要があります。

本記事では、店舗・小売店における防犯カメラの適切なセキュリティ対策について、具体的なポイントを解説していきます。

店舗・小売店に防犯カメラ設置する理由

1
犯罪抑止効果

防犯カメラを設置することで、万が一の犯罪行為を抑止することができます。犯罪者はカメラがあることを知っているため、犯罪を犯す可能性が低くなります。

2
犯罪の証拠収集

防犯カメラによって犯罪が起こった場合、その犯罪行為の証拠を収集することができます。このため、犯罪者を捕まえるための手掛かりとして重要な役割を果たします。

3
従業員の安全確保

店舗で働く従業員の安全確保も防犯カメラの重要な役割の1つです。従業員が犯罪行為やトラブルに巻き込まれた場合、防犯カメラによって証拠を収集することができます。

4
受け渡しトラブル

お釣りの間違いや紛失、誤った金額の請求などの金銭の受け渡しトラブルを防止するために、防犯カメラは有効な手段の一つです。例えば、お釣りの間違いの場合、防犯カメラでレジ内の様子を確認することで、従業員の作業ミスや不正行為を発見し、再発防止策を講じることができます。また、マイク付きの防犯カメラを設置することで、紛失や誤請求などのトラブルについても、受け渡しの様子を映像と音声で記録することができます。これにより、事後的にトラブル解決に役立てることができます。

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店舗・小売店に防犯カメラを設置する注意点はある?

店舗・小売店に防犯カメラの設置には、プライバシー保護に十分配慮した設置・運用が必要です。

主に次の項目については準備を進めておくことがおすすめです。

項目内容
法律や規制に適合すること防犯カメラを設置する際には、法律や規制に適合する必要があります。たとえば、プライバシー保護法や盗聴防止法などがあります。設置前に必ず確認し、適切に対応しましょう。
周辺環境に注意すること防犯カメラを設置する際には、周辺環境にも注意が必要です。たとえば、カメラの設置場所が人通りの多い場所であったり、他人のプライバシーに関わる場所に設置することは避けましょう。
カメラの向きに注意すること防犯カメラの向きにも注意が必要です。カメラが正しい方向を向いていない場合、監視対象が映らなかったり、映像が歪んでしまったりすることがあります。設置前にしっかりと調整しましょう。
システムの保守・管理をしっかり行うこと防犯カメラのシステムの保守・管理をしっかり行うことも重要です。たとえば、映像の保存期間や不正アクセス対策などを適切に行うことで、セキュリティを確保できます。また、不具合があった場合には迅速に対応し、修理・交換を行いましょう。

なお、防犯カメラのプライバシー保護については、各地町村で「防犯カメラの設置及び運用に関してのガイドライン」が策定されているケースが多いです。ガイドラインを遵守した上で設置・運用をしましょう。

参考:総務省「カメラ画像利活用ガイドブックver1.0

【設置場所】店舗・小売店の防犯カメラ設置ポイント

防犯カメラ設置ポイント

店舗・小売店における防犯カメラの設置場所は、以下のような場所が一般的です。

入り口

店舗の入り口は、万引きや窃盗などの犯罪行為の発生率が高い場所です。入り口に防犯カメラを設置することで、不審な人物や状況を監視し、犯罪を未然に防止することができます。

レジ周り

レジ周りは、商品を支払う場所であり、お金が集まる場所でもあります。レジ周りに防犯カメラを設置することで、万引きや不正な支払い、また従業員が現金を盗む行為などを抑止することができます。

■ レジ周辺の音声録音におすすめ!

商品陳列棚

商品陳列棚に防犯カメラを設置することで、万引きや商品の盗難を未然に防止することができます。また、商品の品質管理にも役立ちます。

駐車場

駐車場に防犯カメラを設置することで、不審な人物や車両の監視、また犯罪行為が発生した場合の犯人捜査に役立ちます。

バックヤード

バックヤードは商品の保管や作業が行われる場所であり、盗難や不正な行為のリスクが存在します。防犯カメラの設置により、不正行為の抑止や犯罪の発生防止に役立ちます。た、バックヤードには従業員が多く出入りするエリアもあります。防犯カメラが設置されていれば、従業員の安全確保や作業状況の監視も行えます。

ただし設置場所は、店舗の形態や規模、レイアウトなどによって異なります。店舗の特性に合わせて、最適な設置場所を検討することが大切です。

店舗・小売店におけるAIカメラの活用ポイント

IoTAI搭載カメラシステム

店舗・小売店においてAIカメラは、防犯対策の強化や業務の効率化に役立ちます。以下に、店舗・小売店におけるAIカメラの活用方法をいくつか紹介します。

休日や夜間のセキュリティシステム

店舗の夜間セキュリティ

営業時間内は防犯カメラの録画機能を使用して、休日や夜間にはAIセキュリティシステムをONにすることで不審者や不審車両を検知した際に自動警告、管理者へお知らせをします。AIカメラが24時間監視するので夜間や休日も安心です。

デジタルキューブテクノロジーの製品は、セキュリティーのセット・解除はスマホからワンタッチで可能です。

自動警告システム

AIカメラは人や車両を検知して光と音で自動警告します。以下に、店舗・小売店における自動警告システムの活用例をご紹介します。

駐車場

車が出ますご注意下さい

夜間の不審者対策

カメラが検知しました

レジ周辺

コンビニレジの防犯カメラ

※パトカーのサイレン音を手動でスピーカーから出力ができます。

行列を検知

レジ応援お願いします

※レジ周辺の密集・行列を検知して知らせます。

死角での声掛け

いらっしゃいませ

顔認証システム

万引き常習犯対策

万引き常習犯を警告

顔認証システムは万引き防止対策として活用できます。万引きの常習犯を登録しておき、検知した際にアラーム出力や管理者へお知らせすることができます。

ナンバープレート撮影カメラ

ナンバープレートのレコーダー検索

ナンバープレートの撮影によって駐車場のセキュリティを強化することができます。
撮影されたナンバープレートはレコーダーで簡単に検索ができます。

マーケティング

AIカメラは人や顔を検知して、検知数を時間帯別に棒グラフで表示が可能です。
また、カウント機能を利用することで、コンビニの入店者数をリアルタイムで計測することができます。これにより、ピーク時の従業員の人員配置の最適化や、キャンペーン効果の測定などに活用できます。

■ カウント機能の解説動画

人検知・車両検知グラフ化

※人検知数の棒グラフ(サンプル)

店舗・小売店の防犯カメラの設置事例

あたりまえの安心をデジタルキューブテクノロジー株式会社

防犯カメラの設置・運用サポートまで一貫して対応!

弊社では、お客様のご相談に最適な防犯カメラをご提案するとともに、防犯カメラの設置・運用サポートまで一貫して対応しております。とりわけ当社のカメラ運用システム(レコーダー)は、操作が非常に簡単です。録画した映像から不審者や不審車両を特定するなど、気になる情報をサッと検索できます。「防犯カメラは設置したけど活用が難しい…」など防犯カメラの運用に不安がある方も安心してご利用いただけます。

また、弊社の製品にご興味をお持ちいただき、新規の取引をご希望のお客様には、販売パートナーの募集を随時行っております。お気軽にお問い合わせください。

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