防犯カメラ用語集

防犯カメラ・監視カメラ・ネットワークカメラの導入を検討されている方向けに専門用語を説明しています。防犯カメラの基礎知識としてお役立てください。

あ行

IP規格(アイピー)

IEC(国際電気標準会議)及び、JIS(日本工業規格)で採用されている防水性能・防塵性能を示す等級です。IP規格は、IPの後に2桁の数字を組み合わせ表示します。後に続く数字はそれぞれ「防塵」と「防水」の性能を表しています。

IK規格(アイケー)

IEC(国際電気標準会議)で採用している電気機器の耐衝撃性能を示す等級です。IKの後に続く数字が耐衝撃性能を表しています。屋内に設置することが多いドーム型の防犯カメラはIK10です。IK10は、40cmの高さから5kgのものが落とされても衝撃に耐えることができます。

AOC(エイオーシー)

AOC(Audio-over-Coax)は、同軸ケーブルによる音声転送技術です。1本の同軸ケーブルで音声と映像を伝送できるため、設置スペースや手間を最小限にできます。

参考記事:防犯カメラで音声録音!トラブル対応におすすめ

ANR(エーエヌアール)

ANR(Automatic Network Replenishment Technology)は、回線障害バックアップ機能です。ネットワークが途切れた際、SDカードに保存された映像をバックアップデータとして利用できます。SDカードを搭載するネットワークカメラの導入を検討する場合は、ANR機能を持つNVRと組み合わせた利用がおすすめです。

関連記事:SDカード録画対応の防犯カメラ

OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)

OSD(On Screen Display:オン・スクリーン・ディスプレイ)は、モニタ上に防犯カメラやレコーダーの操作情報をモニターに表示する機能です。

か行

解像度(かいぞうど)

解像度は、1インチ枠の中に表示される光の点の数を示す数字です。光の点の数が少ないほど、映像は粗くなり、多くなるほどに映像は鮮明になります。防犯カメラや監視カメラで聞くことが多い解像度は、フルHDが約 207万画素(1920×1080)、4Kが約829万画素(3840×2160)になります。

画素(がそ)

画像を構成する最小の単位です。ピクセルとも呼ばれています。フルハイビジョンは、約200万画素。画像1枚を1920 x 1080ピクセルで構成しています。

画角(がかく)

画角とはカメラで撮影した時、実際に写る範囲を角度であらわしたものです。画角は遠くのものを写す時には広く、近くのものを写す時には狭くなります。広い画角を「広角」、狭い画角を「狭角」といいます。

関連記事:防犯カメラの撮影できる範囲は?

逆光補正(ぎゃっこうほせい)

光に向かった(逆光)撮影するときに、被写体の明るさを補正する機能です。入光量を自動調節することで被写体が暗くなりません。

さ行

赤外線LED

赤外線LED(IR LED)は、発光ダイオードの一種です。防犯カメラに搭載することで、暗闇環境でも被写体を撮影することができます。暗闇での撮影は白黒映像になります。赤外線の照射距離は、機器によって異なります。

関連記事:夜間対応の防犯カメラ

た行

デジタルWDR(デジタル・ワイド・ダイナミック・レンジ)

デジタルWDR(デジタル・ワイド・ダイナミック・レンジ)は、デジタル処理によってフレームの暗い領域を明るくし見やすい画質にする逆光補正機能です。同じ逆光補正機能にWDRがありますが、補正機能はWDRより弱いです。

関連記事:防犯カメラの黒つぶれ・白とび対策

DNR(デジタル・ノイズ・リダクション)

DNR(デジタル・ノイズ・リダクション)は、デジタル処理によって映像ノイズを低減する機能です。防犯カメラは周囲に明かりが少ない時、画像が荒くノイズがのりやすくなります。DNR機能が搭載された防犯カメラであれば、ノイズを除去することで鮮明な映像にしてくれます。DNRには、動きのある被写体に強い2DNRと静止している被写体に強い3DNRの2タイプがあります。

DSS(デジタルスローシャッタ)Sense-up

DSS(デジタルスローシャッタ)は低照度補正機能のことで、Sense-upとも呼ばれます。DSSは、シャッタースピードを低速にすることで通常よりも大きい光量を取り込み明るく撮影をします。

Defog(デフォッグ)

Defog(デフォッグ)は霧除去補正機能です。霧や雨などの影響でコントラストが低くなる被写体を見やすく補正することができます。

ドーム型カメラ

ドーム状になった円形の防犯カメラです。防犯カメラの中では、目立ちにくい形状をしており、カメラレンズを見ても撮影している方向がわかりにくい防犯カメラになります。

関連記事:防犯カメラの種類とメリット・デメリット

同軸カメラ

同軸ケーブルを使用して映像を伝送する防犯カメラです。電波やノイズの影響を最小限にできるため、映像を安定して伝送することができます。加えて既存ケーブルを使用して高画質な映像を撮ることも可能です。

関連記事:同軸カメラ・ネットワークカメラのメリット・デメリット

動画圧縮

防犯カメラの映像は、写真などのデータに比べ容量が大きいため映像は圧縮され録画されます。防犯カメラ・監視カメラは、ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)が承認した圧縮方法「H.264、H.265」いずれかが採用されています。

関連記事:H.264、H.265って何?

暖色LED

暖色LEDは、発光ダイオードの一種です。防犯カメラに搭載することで、暗闇環境でも被写体をカラーで撮影することができます。点灯することで昼間・夜間ともにカラーで被写体を撮影することができます。暖色LEDの照射距離は、機器によって異なります。

関連記事:夜間対応の防犯カメラ

な行

ネットワークカメラ

LANケーブルを使用し映像を伝送する防犯カメラにです。マイク内蔵・スピーカー出力、スマホから直接音声で威嚇するなど同軸カメラと比べ多機能タイプが多いです。加えて人工知能(AI)などを搭載した高機能な防犯カメラも多数販売されはじめています。

は行

バレット型カメラ

筒型をした防犯カメラです。存在感があるため防犯抑止効果が大きく、屋外用防犯カメラとして設置される場合が非常に多いです。

関連記事:防犯カメラの種類とメリット・デメリット

PoE(パワー・オーバー・イーサネット)

LANケーブルから電源を供給する技術で、Power over Ethernet(パワー オーバー イーサネット)の略語です。2003年に標準化され、消費電力の大きい機器を想定して徐々に拡張されてきています。電源がLANケーブルから供給できるため、電源確保が難しい天井や屋外などへの防犯カメラの設置がしやすくなります。

関連記事:PoEとは?LANケーブルを延長するハブを紹介

ビットレート

ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量です。単位はbpsを使います。ビットレートは、コーデック(H264・H265)のタイプと解像度に合わせて選択します。例えば「200万画素フルHD」の適正ビットレートはH.264の場合「4096Kbps」H.265の場合「2048Kbps」になります。

PTZ型カメラ(ピーティーゼット)

遠隔での首振り制御が可能な防犯カメラです。上下左右への移動、ズームイン・ズームアウトが遠隔操作できるため、設備の監視や不審者の追跡をすることもできます。

関連記事:防犯カメラの種類とメリット・デメリット

フレームレート

フレームレートとは、1秒間の映像が何枚の画像で構成されているかを示しています。単位はfpsを使います。一般的なアニメーションなどの動画は30フレームです。1秒間が30枚の画像で構成されており、人の目には静止画ではなく動画として認識されます。防犯カメラの場合、フレームレート(コマ数)を1秒間に15コマで設定すると、おおよそ動画として録画されます。

ま行

WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)

明るい部分と暗い部分を組み合わせることで画面全体を見やすくする技術になります。WDR(Wide Dynamic Range:ワイド・ダイナミック・レンジ)の単位は、dB(デシベル)になります。一般的に防犯カメラであれば、120dB以上あれば十分な補正効果がでます。

関連記事:防犯カメラの黒つぶれ・白とび対策

や行

UTC

UTCは映像データとOSD制御データを同軸ケーブル上に同時に伝送する技術です。同軸ケーブルを介して防犯カメラの設定(OSDメニュー)を制御することができます。UTC対応カメラとレコーダーを使うことで、高いところに設置した防犯カメラのOSD操作をモニターテレビを見ながら行うことができます。