駐車場における防犯カメラのセキュリティ対策

防犯カメラ 駐車場

たくさんの車両や人が出入りする駐車場は、トラブルや事件が起こりやすい場所のひとつです。防犯カメラを設置することで、車上荒らしや10円パンチ、当て逃げ、違法駐車、ごみの不法投棄など、さまざまなトラブルを防ぎ、万が一の時には状況把握が迅速かつ正確にできます。

駐車場の監視に欠かせない防犯カメラですが、「夜間や逆光になる時間帯も鮮明に撮影したい」「不審な動きを狙って撮影したい」など撮影映像をより効率的に使いたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

最新の防犯カメラは、AI(人工知能)を搭載した「AIカメラ」が主流になっており、AI機能を活用すれば監視だけでなく車両管理も可能です。車種や色に加え、車両ナンバーを鮮明に捉え、万が一のトラブルや事件の時には映像が重要な手掛かりになります。

本記事では、駐車場にオススメの防犯カメラを紹介します。駐車場に最適な防犯カメラの機能や設置のポイントについても解説しますのでぜひ最後までご覧ください。

駐車場に防犯カメラを設置するメリット

これから防犯カメラを設置する方向けに、駐車場に防犯カメラを設置するメリットを紹介します。

  1. 犯罪抑止効果
  2. 証拠の確保
  3. 利用者のマナー向上

防犯カメラによる監視力の強化で、駐車場内の事故やトラブルを予防できます。

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犯罪抑止効果

防犯カメラの存在は、駐車場の犯罪抑止力になります。

拘置所・拘置支所の収容者382名を対象に行った調査によると、犯罪者は事前に犯行現場の入念な下見を行っており、犯行を思いとどまる理由は「警察官の姿」につぎ「防犯カメラの監視力」が多いことがわかりました(雨宮,2009)。

防犯カメラを駐車場に設置することで、車上荒らしや不正出庫、当て逃げ、無断駐車、不法投棄など、駐車場内でのさまざまなトラブルや迷惑行為の発生率を下げる効果が期待できます。

参考|日本都市計画学会「犯罪者の視点から見た防犯環境設計の有効性の検討」

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証拠の確保

万が一、駐車場内で犯罪や事故が発生した場合、防犯カメラの映像が証拠として役立ちます。

防犯カメラの映像は犯罪捜査のさまざまな場面で活用されており、カメラの映像が決め手となり被疑者が検挙された事件もあります(警視庁,2022)。たくさんの人が利用する駐車場では、精算機の不正利用やごみの不法投棄、違法駐車など犯人の特定が難しいこともあり、防犯カメラの映像が証拠として非常に役立ちます。

参考|警察庁「警察白書(2022版)第2章 活安全の確保と犯罪捜査活動,第2節,P95

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利用者のマナー向上

防犯カメラの存在は、駐車場利用者のマナー向上につながります。

駐車場内のルールやマナーを守らない方は一定数おり、「一方通行を守らない」や「速度の出しすぎ」、「駐車枠線の超えた駐車」などはトラブルにもつながります。

防犯カメラと利用者の態度を調査した実験では、防犯カメラ設置後の管理者の声に「無断駐車が激減した」「目立った落書きがなくなった」などがあることから、利用者のマナーが向上したといえます。

防犯カメラを設置することで、利用者のルール遵守への意識が高まり、駐車場内のマナー向上が図れます。

参考|日本都市計画学会「駐車場に設置する防犯カメラなどの効果および利用者等の態度ー愛知県内での実験からー」

駐車場に防犯カメラを設置する注意点はある?

電源の確保

防犯カメラの設置には電源が必要です。電源の供給がない場所は、電源工事を行います。

電源工事が難しい場合には、ソーラーパネルを利用することもありますが、天候によって左右させることもあるため注意が必要です。

インターネット回線

ネットワークカメラを設置する場合には、インターネット回線が必要です。

防犯カメラは映像伝送方法によって、LANケーブルを利用する「ネットワークカメラ」と同軸ケーブルを利用する「同軸カメラ」の2種類に分けられます。「ネットワークカメラ」はより高度な監視ができるため、より監視力を高めたい場合にオススメです。最新のAI(人工知能)を搭載したネットワークカメラも広く採用されています。

プライバシー保護への配慮

防犯カメラの録画映像には、個人情報が含まれるため、設置の際はプライバシー保護への十分な配慮が必要です。

設置・運用については、総務省の「カメラ画像利活用ガイドブックver1.0」、各地町村で策定された「防犯カメラの設置及び運用に関してのガイドライン」を遵守しましょう。

駐車場に設置する防犯カメラの機能

駐車場に設置する防犯カメラに必要な機能は次の通りです。

  • 高解像度の映像
  • 広角撮影
  • 夜間撮影
  • 遠隔監視
  • 車両ナンバープレートの読み取り
  • 防塵・防水、耐衝撃性

設置環境に合わせて、必要な機能を搭載した防犯カメラを選びましょう。

高解像度の映像

高解像度の映像録画ができる防犯カメラです。

昼夜問わず、顔や物体の識別ができる映像であれば、ピンポイントで見たい場合にも鮮明な録画から確認ができます。一般的な防犯カメラの解像度は200万画素フルHDで、最近は500万画素、800万画素4Kなど、より高解像度なものに移行しつつあります。

広角撮影

広い範囲の撮影ができる防犯カメラです。

広角レンズを搭載したカメラであれば、1台のカメラでより広域の撮影ができます。設置台数を最小限にするとともに、駐車場内の死角をなくした監視ができます。

なお広角撮影ができるカメラを採用する場合は、高解像度の防犯カメラを選ぶようにしましょう。

夜間撮影

防犯カメラは、24時間撮影が基本となりますが、撮影方法は「夜間白黒撮影」「夜間カラー撮影」の2種類あります。それぞれの機能と特徴を理解して、駐車場の環境に適した夜間撮影機能をもつ防犯カメラを選ぶことが大切です。

遠隔監視

スマホやパソコンから、駐車場の様子を24時間監視できる防犯カメラです。

防犯カメラの映像をスマホやパソコンを利用してどこからでも確認できます。映像確認に加え、スマホを通して直接威嚇できる防犯カメラもあり、トラブルを未然に防げます。

車両ナンバーの読み取り

車両ナンバープレートの撮影機能を搭載した防犯カメラです。 昼も夜も、走行中の車両ナンバープレートの情報を鮮明に捉えます。

ナンバープレートに記載された「地名・分類番号(数字とアルファベット)」「ひらがな」「車両番号」
すべてを読み取りができます。

車両ナンバープレートの識別

車両ナンバープレート撮影防犯カメラと専用ソフトを組み合わせることで、カメラが捉えた車両ナンバープレート情報で、車両を識別し管理できます。守衛室の人手不足の解消、管理データのデジタル化を目指すこともできます。

防塵・防水、耐衝撃性

雨や埃にも十分に耐えられる、防塵・防水、耐衝撃性を備えた防犯カメラです。

さまざまな機能を搭載した高性能な防犯カメラの本体は、精密機械のような作りになっています。屋外など、豪雨や強風にさらされる環境では、本体に水や埃が入らない対策が必要です。

防犯カメラが屋外用に適しているかは、防塵・防水、衝撃性を確認することで分かります。一定の基準をクリアした防犯カメラを選ぶようにしましょう。

【設置場所】駐車場の防犯カメラ設置ポイント

防犯カメラ設置ポイント

駐車場における防犯カメラは、一般的に以下のような場所を撮影します。

  1. 入口と出口付近
  2. 駐車スペース付近
  3. エレベーター付近
  4. 夜間照明のある場所

設置場所は、施設の規模や構造、状況に応じてプライバシーに配慮したうえで適切な設置場所を選定する必要があります。

カメラの設置場所は、近くの建物や屋根、専用のポールを立てて防犯カメラを取り付ける場合もあります。

入口と出口付近

駐車場の入口と出口付近に設置します。利用した車両を確認できるため、万が一の事故や事件が発生した場合には、防犯カメラの映像が役に立ちます。

入口と出口には、車両ナンバープレートが撮影できる「ナンバープレート撮影ネットワークカメラ」がオススメです。

駐車スペース付近

駐車スペース付近に防犯カメラを設置することで、車両盗難や破壊行為を抑止する効果が期待できます。また、駐車スペースに不審な人物が入った場合には早期発見も可能です。

エレベーター付近

駐車場にエレベーターがある場合、エレベーター付近にカメラを設置します。事故やトラブルを未然に防ぎ、万が一の場合には防犯カメラの映像が役に立ちます。

夜間照明のある場所

防犯カメラを夜間照明のある場所に設置することで、録画映像の明るさを確保できます。

防犯カメラは24時間の撮影ができますが、夜間は映像が暗くなることがあります。照明付近に設置することで、夜間の録画映像もより鮮明できます。

駐車場におけるAIカメラの活用ポイント

IoTAI搭載カメラシステム

駐車場においてAIカメラは、セキュリティの強化や業務の効率化に役立ちます。以下に、駐車場におけるAIカメラの活用方法を介します。

自動警告システム

AIカメラは侵入者や車両を検知すると、光と音で威嚇を開始します。

同時にAIカメラから送られたプッシュ通知やメールをスマホで受信でき、スマホから音声による警告も可能です。

車両ナンバープレートの読み取り

設定したエリアを通過する車両のナンバープレートをAIカメラが読み取ります。ナンバープレートに記載されたすべての情報を鮮明に読み取ることが可能です。

  • 地名・分類番号(数字とアルファベット)
  • ひらがな
  • 車両番号

ナンバープレートの情報は「AIレコーダー」で簡単に検索することができます。

スマートナンバー管理システム

設定したエリアを通過する車両のナンバープレートをAIカメラが検知し、ナンバープレート情報で車両を識別・管理することができます。

守衛室の人手不足の解消、セキュリティ強化、管理データのデジタル化、顧客サービスの向上などに活用できます。

駐車場の防犯カメラの設置事例

あたりまえの安心をデジタルキューブテクノロジー株式会社

防犯カメラの設置・運用サポートまで一貫して対応!

弊社では、お客様のご相談に最適な防犯カメラをご提案するとともに、防犯カメラの設置・運用サポートまで一貫して対応しております。とりわけ当社のカメラ運用システム(レコーダー)は、操作が非常に簡単です。録画した映像から不審者や不審車両を特定するなど、気になる情報をサッと検索できます。「防犯カメラは設置したけど活用が難しい…」など防犯カメラの運用に不安がある方も安心してご利用いただけます。

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