今回は、安全性と効率性を向上させる『工場・物流施設におけるAIカメラシステム』の活用例をご紹介します。「人手をかけず安全で効率的な運営ができたら…」など、工場や物流倉庫における課題の解決にお役立てください。

動画解説もご用意しました。ぜひご利用ください!

AIカメラシステムがより安全で効率性の高い施設づくりをサポート

AIカメラシステムは、最新のAI機能を搭載した防犯カメラとレコーダーの機能を利用したシステムです。AIカメラシステムを導入することで、録画するという本来の機能を持たせつつ工場・物流倉庫の安全性と効率性を大幅に向上させることが可能です。

工場・物流倉庫における具体的な活用例は以下の通りです。

  • ナンバー検知(車両ナンバーの検知と管理)
  • 逆走検知(車両の逆走検知と通知)
  • 来客・来車の管理(来客と来車の検知と通知)
  • 歩行者安全管理(車両出庫時の検知と通知)

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

車両ナンバーの検知と管理

AI防犯カメラが走行中の車両ナンバーを検知してリスト管理をすることができます。車両ナンバーを記録することで施設内の安全管理が強化され万一のトラブルにも迅速かつ効果的に対応することが可能です。

AI防犯カメラは設定したエリアを通過する車両ナンバーを検知します。

検知した車両のナンバーはレコーダーに録画され、全て表示することや特定のナンバーを検索して再生することもできます。

車両の逆走検知

AI防犯カメラが走行中の車両から、設定した方向に進行する車両のみを検知します。大型貨物車両が入場する工場や物流センターでは、通常一方通行で車両が進むようになっているため、間違って反対方向に侵入すると追突の危険や作業の遅延などが発生する場合があります。これを防ぐためにAI防犯カメラを使い、車両の逆走をリアルタイムに検知し、管理者に知らせる必要があります。

AI防犯カメラが指定したラインの走行方向から逆走を検知します。

検知したい車両の進行方向を「AからB方向」「BからA方向」で指定します。

正しい方向の車両は検知しないため不要な通知がありません。

逆走を検知すると、さざまな通知方法で管理者に即時通知することができます。

来客・来車の管理

AI防犯カメラが、車両と人を検知し、来客・来車をお知らせします。外に出ていく人や車両は検知をしないため、不要な通知もありません。

AI防犯カメラが設定したラインを超えた「車両」のみを検知して来車をお知らせします。音声は自由に設定することが可能です。

出入口に設定したエリアに入ってくる「人」のみを検知して来客をお知らせします。

外に出ていく「人」や「車両」は検知をしないので、不要な通知がありません。

歩行者安全管理

AI防犯カメラが、駐車場から出庫する車両を検知し自動警告することで、歩行者に注意喚起をします。

設定したラインの車両の進入を検知し、リアルタイム通知と自動警告をします。

歩行者に光と音で出庫を知らせます。

AIカメラで安全で効率的な施設運営を

今回ご紹介した工場・物流施設のAIセキュリティシステムは、通常の防犯カメラと組み合わせたセキュリティシステムとして使うこともできます。より安全で効率的な施設づくりに、ぜひご活用ください。

設置環境に最適なシステムをご提案

防犯カメラは、AI機能の進歩により精度の高い監視が実現できるようになりました。一方で、AIカメラの特性を理解せず設置する事例も増えており、AI機能が十分に活かされていないケースが増えています。ご紹介したAIカメラシステムも設置環境によって誤検知する場合があります。設置する場合には、専門知識を持つ設置業者への依頼が必要です。

弊社では、AIカメラを専門に扱う経験豊富なスタッフが設置を行い、より精度の高い監視を実現します。AI防犯カメラ・設置・運用に関するご相談は、お気軽にどうぞ。