防犯カメラ 監視カメラ

「防犯カメラの映る範囲はどれくらいですか?」

お客様からお問合わせが多い質問のひとつです。防犯カメラは、設置環境に応じて複数のカメラを設置するのが一般的です。設置台数は、撮影したい範囲や距離、レコーダーの機能により異なるため、はじめて防犯カメラを設置する時には設置台数を判断することは難しいでしょう。そこで今回は、防犯カメラの設置台数の決め方のポイントとなる「カメラの撮影範囲(画角)」にスポットをあてて紹介します。

「画角」とは?

防犯カメラが撮影できる範囲を「画角」といいます。画角はカメラで撮影した時、実際に写る範囲を角度であらわしたものです。画角は遠くのものを写す時には広く、近くのものを写す時には狭くなります。広い画角を「広角」、狭い画角を「狭角」といいます。

3種類のレンズ

防犯カメラが撮影できる画角はレンズによって決まります。代表的な3種類のレンズでご紹介します。

  • 固定レンズ
  • 手動レンズ(バリフォーカルレンズ)
  • 電動ズームレンズ

それぞれのレンズの画角についてみていきましょう。

固定レンズ

防犯カメラ 固定レンズ
写真:BA-4500IP-AI3.0-Lite

固定レンズの画角は、水平画角90度から100度が一般的です。最近の防犯カメラは高解像度のものが多いため、ワイドに撮影しても鮮明に写ります。

手動レンズ

防犯カメラ 手動レンズ
写真:BI-3800B

手動ズームレンズ(バリフォーカルレンズ)は、手動でズーム調整ができるレンズです。可変焦点レンズとも呼ばれます。焦点距離を手動調節できるため、撮影したい被写体に合わせ画角の調整ができます。一般的に焦点距離は、一度固定すると設置後に変更することはありません。そのため防犯カメラを設置する時には画角を決めておく必要があります。

電動ズームレンズ

防犯カメラ 電動ズーム
写真:BI-3500IPM-AI3.0

電動ズームレンズは、焦点距離と画角を撮影したい被写体に合わせ調節できる可変焦点レンズです。画角調節は設置する時に行いますが、設置後も自由にズーム調節はできます。ただし、レンズ中心に向かってズームイン・ズームアウトを行うため、上下左右への移動はできません。ズームの比率は4倍から10倍が一般的です。

弊社ではお客様のご要望をうかがいながら、スムーズに画角調節を行っております。防犯カメラの設置、機種のご相談はお気軽にどうぞ。

カメラの画角はレンズで決まります

防犯カメラの映る範囲「画角」はカメラのレンズによって変わることをご紹介します。どのレンズを搭載した防犯カメラが最適かは、予算や撮影環境によって異なります。最適なレンズ・防犯カメラを知りたい場合にはお気軽にご相談ください。

なお弊社では、水平画角90度以上のレンズを搭載した防犯カメラをご用意しております。防犯カメラの映る範囲をより広く撮影したい方におすすめです。実際の撮影映像などをご覧いただくことも可能です。ご希望の方はお気軽にお問合せください。

【動画解説】カメラの基本性能を比較する

防犯カメラ設置・運用サポートも対応

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当社では、お客様のご相談に最適な防犯カメラをご提案するとともに、防犯カメラの設置・運用サポートまで一貫して対応しております。とりわけ当社のカメラ運用システム(レコーダー)は、操作が非常に簡単です。録画した映像から不審者や不審車両を特定するなど、気になる情報をサッと検索できます *。「防犯カメラは設置したけど活用が難しい…」など防犯カメラの運用に不安がある方も安心してご利用いただけます。

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*カメラの機能により検索できる内容は異なります。